長〜い夏のバカンス・シーズンが明け、いよいよ開いた教習所&試験場。 ということで今回は様子見(?)も兼ね、試験に初チャレンジして参りました! 前日の運転実習は快調。教官にも「これで行け〜!これなら大丈夫だぞ〜!」と盛り上げられていたのですが…。 試験当日。朝からもう緊張で手に汗。 心臓はバクバク…心拍数も最高潮で出番を待っていると、前の番の女の子が号泣しながら車から降りて来る…。 「落とされちゃった…どこを間違ったのかもわかんない…」 「えっ?!そんなに上手に運転できたのに落とされたのっ…?!!」 これを見たらもう…様子見とは言え、頭の中は真っ白になり…そしていよいよ私の番に突入! 発進しようとしてエンジンをかけ…すぐエンスト。 「ん???いつも通りにやってるのに、なぜ発進しない??」 気を取り直し、またエンジンをかけて…再びエンスト。 「ん??? なぜ〜っ?! どうしてなの〜っ???」ここで試験官が一言。 「それで発進できないってことは、車になにか異常があるんじゃないかね?」 真っ白な私の頭の中では「…ま、まさか!車が壊れているのでは〜っ?! 私の番に限ってそんな〜っ?!」 固まっている私に、試験官が再びコメント。 「…ようく…車の中を見回してみたまえ…何か忘れてる物があったりしないかい…?」 「……?」「…………………??」「…………………………………………!!!」 「…………………………サ、サイドブレーキが…上がってる〜っ!!!!!!!」 様子見どころかなんだかウケを取りに行って来たような…。 その後の教官たちの会話→「次回は試験前になにかで落ち着けないと…鎮静剤かウィスキーでも飲ませるか?」 …ん?教習所でアルコール?! しかも運転前にっ?!! 次回は…まさかドーピングでチャレンジ〜っ??! 2008年9月29日 すっかり晩秋気温のアトリエより。 高野倉さかえ